電気シンボル
Revitではコンセントも単なるシンボルではなく、実態としてのプレートやコンセントボックスのモデルが必要です。一方平面図ではやはりシンボルとして表示する必要があります。これは洋の東西を問わないようで、Metric Libraryに含まれる米国仕様のコンセントも同じような設定になっています。これをJIS仕様のシンボルに変更してみましょう。
コンセントのファミリを開く
Metric Library のコンセントを開いて中身を検討してみましょう。- [ファイル]>[開く]で「配置」のMetricLibraryをクリック。
Metric Library - [電気]>[MEP]>[電力]>[端子]>[M_2 口コンセント]を開く。
コンセントのファミリ - コンセントは壁面にとりつくので「面付き」のファミリになっています。
- 中央の緑の丸い記号は電気コネクタです。
- [プロジェクトブラウザ]>[ビュー]>[平面図]>[参照レベル]
モデルとシンボル - GFCIの文字があるのが「シンボル」です。
- シンボルは一般注釈」で作成され、挿入されています。
- シンボルは差し替え可能です。
- 記号を選択し、[プロパティ]ウィンドウの[タイプを編集]
- [ロード]をクリックし、Metric Libraryの[注釈]>[電気記号]>[排出口]の「JIS_コンセント-ワイド形-口数」を選択して開く(排出口はOUTLET-コンセント の誤訳です)
OUTLETを排出口と訳してしまった? - [口数]の値を削除してOK
- 横向きに配置されてしまうので、下の図のように回転して、中心と下端を参照面にロックする。
90度回転して中心と下端を参照線にロック
コンセントのタイプ
100V 15Aのコンセントとして、
- [作成]タブ>[プロパティ]パネル>[ファミリタイプ]
- タイプでGFCIを選択し、[タイプを名前変更]で名前を100VとしOK
- [スイッチ電圧]を選択し、[パラメータを編集]で、名前を「電圧」に変更。
- [電圧]を100V、[負荷]を1500VAに設定
- [ラベル]パラメータを削除する。
- [新しいパラメータ]ボタンをおして、
- [OK]
- コネクタを選択し、プロパティウィンドゥの
100Vのコンセントなので、極数は1となります。200Vのコンセントの場合は極数は2です。
使用してみる
配置したコンセントを選択すると、負荷分類、負荷、電力、極数が表示されます。立面図は下の図のようになっています。
立面図 |
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