サンプルモデルを開いてみよう
RevitにはサンプルのMEPモデルが付属しています。外国の設計なので日本のものとは仕様が何となく異なりますが、Revitモデルがどのようになっているのかを研究するには十分です。
一般的には以下のパスに保存されています。
C:\Program Files\Autodesk\Revit 2014\Samples
もしくは、WikiHelpで「サンプル」で検索するか、以下のURLにアクセスして、「rme_basic_sample_project.rvt」をダウンロードしてください。
http://wikihelp.autodesk.com/Revit/jpn/2014/Help/0001-dchedgcd1/0005-dcheiaad5/0113-dcheegdg113/0114-dcheegee114
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rme_basic_sample_project.rvt |
専門分野に注意
[表示]タブ-[作成]パネル-[既定の3Dビュー]をクリックして、建物全体を見てみます。表示スタイルをシェーディングにするとさらに見やすいでしょう。
ここでは建築(意匠と構造)が半透明で表示され、設備機器が多数表示されています。なぜ、建築部分が半透明に表示されているのか?それはビューのプロパティ「専門分野」が「機械」に設定されているからです。
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専門分野に注意 |
専門分野というビュープロパティはRevit Architectureを使っているときはそれほど意識しないで使っていたのですが、MEPを使うときにはとても重要になります。ためしに専門分野プロパティを「建築」にしてみてください。見慣れた表示になると思います。
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専門分野「建築」 |
専門分野を「機械」にすると、建築要素はハーフトーンになり、機械関連の要素が前面に表示されます。これにより機械要素を選択しやすくなります。単に表示非表示を切り替えているだけではありません。
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専門分野を「機械」にすると、機械要素が前景に描画される |
同様に、「給排水衛生設備」を選択すると、一見何も変わらないように見えますが、給排水衛生設備要素、たとえば配管が優先的に選択されるようになります。
専門分野については以下のWikiHelpに記載されているので、一度ご覧ください。
http://wikihelp.autodesk.com/Revit/jpn/2014/Help/0001-dchedgcd1/1481-dchefhaj1481/1681-dchegeej1681/1781-dchegibe1781
配管は単線?
それでは、もう少し拡大して配管を詳しく見てみましょう。トイレのあたりを拡大すればわかりやすいのですが、配管が単線で描画されています。
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配管が単線で表示されている |
これは、ビューの詳細レベルが「標準」だからです。配管(パイプ)は詳細レベルが「詳細」で初めて実態が表示されます。
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配管は「詳細」で実態が表示される |
さらにビューモードを「簡略」にすると、ダクトと配管の両方が単線表示されるようになります。
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簡略ではダクトと配管両方が単線表示になる |
ビューの設定により、表示は様々に変化します。モデルを編集するにはまずターゲットとなる要素をいかに素早く選択するか、が大切です。表示をうまくコントロールして素早い選択につなげましょう。